大阪府門真市三ツ島3丁目14-11門真南駅前クリニック 1・2F
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予約検査診 土曜日は13:00まで 休診日:木曜日午後・土曜日午後・日曜日・祝日
肩の前側の厄介な痛みの正体
腱板疎部損傷は、肩関節周囲炎の一種で、肩の前側に生じる厄介な痛みの原因となります。スポーツ選手(野球、バレー、テニスなどオーバーヘッドスポーツ)に多いですが、デスクワーカーや主婦など、日常生活で肩を頻繁に使う人にも忍び寄る厄介者なのです。
繰り返される小さな傷
腱板疎部損傷の主な原因は、腱板(肩のインナーマッスル)の過度な使用です。棘上筋と肩甲下筋の間に位置する腱板疎部は、繰り返しの動作(投球や、バレーのアタック、テニスのサーブなど)や加齢により損傷しやすい特徴があります。日常生活やスポーツでの肩の酷使が主犯となり、腕を上げる動作の繰り返しや重い物を持ち上げることで、腱板疎部に微細な損傷が蓄積されていきます。
夜間痛と動作時痛
腱板疎部損傷の典型的な症状には以下があります
早期発見と適切なケアが鍵
診断は主に症状の聴取と触診、MRI検査、関節造影検査などで行われます。治療の基本は以下の通りです
多くの場合、適切な治療とリハビリテーションで改善が見込めます。ただし、症状が長期化する場合は、手術治療が検討されることもあります。
腱板疎部損傷は油断大敵です。予防には以下が効果的です
早期発見・早期治療が、あなたの肩を救う近道です。スポーツの時痛みを感じた場合は、速やかに専門医の診察を受けることをおすすめします。腱板疎部損傷は、適切な治療と自己管理で改善できる可能性が高い疾患です。当院では、関節造影検査に対応しています。